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ブログ終了のお知らせ

もうアンカラに住んでいないし、ママと呼ばれる時代も終わったので・・

今日から、ツイッターに移行しました。

愚痴でもいい、という方は、ツイッターサイトからエスキシェヒルで検索してください。

このブログは残しておきますね。

7年間のおつきあいありがとうございました。



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2016年度 学年末

昨年よりエスキシェヒルに転居したので、特にことわりがなければ、2016年9月以降は全てエスキシェヒルの話になっています。

現在、アンカラでどんぐりを実践している小学校はありません。家庭でどんぐりを実践している方はおられます。

2年生の担任の先生「N(女子)は本当に変わったわよ。あの子、文章題が全然できなくて、教えてもらうまで手が動かない子だったのに。今は、ノートの端に、絵を描いて解こうとするの。」

学年末。どんぐり歴8ヶ月。

こどばとイメージがつながっていなかった子供たちで、「もう、今年は無理かな」と思っていた子たちが、最後のポップコーンが弾けるように、開花していく。開花した、というのは、ようやくスタートラインに来た、ということ。

どこのクラスも、残ったのは大体1割になった。(子供たちがシールドを貼ってるクラスは残念ながらもっと多い)

そして、知的系統教育をやっている幼稚部は、字を教えることは観念したが、勘違い算数教育を続け、(数字の序列の穴埋めワークなど)進化が遅れていたが、ようやく全体的に、進化が感じられるようになってきた。それでも、自由に動くことを制限されている時間があまりに多い幼児たちは「考えない・感じない」日常になっており、思わしくない。

勘違い新記録は、先取りを推し進めている1年*組。割り算の筆算を教えている。

ワークプリントを見た中学部の数学の先生が、「ある数の四半分が12である数は何か。え、これ1年生にやらせてるの?この問題、6年でもやってるわよ」解き方丸暗記をさせている。休み時間に、子供たちに÷2の箇所を指して、「これ、どういう意味」と尋ねてみると、子供たちは困った顔をして「引く2、かな・・」と顔を見合わせている。これで、先生歴30年のベテラン。

5年選択どんぐり。5MXが1人。4MXが1人。あとは3MX。

日本語クラブの生徒たちとは、最後の授業は、日本のカラー筆ペンで、習字。愛とか、望とか、忍とか、かっこいい漢字を、アンカラママが縁取りしたりモチーフを描いたカラー用紙に、思い思いに清書していた。

トルコは断食月。

アナドル大学の小学校教諭を目指す学生さんたち、第一陣の10時間ワークショップ完了!

まず、25人のどんぐり先生誕生!

日没まで水も飲まない学生さんたち。一生懸命話を聞いてくれた。

みんなで一緒にやったどんぐりタイムの楽しかったこと・・・

夏休みに200問問題を解いて、アンカラママに送ることになっている。

これしないと、子供たちに自信持って問題出せないもんね。

うれしい~~~今年度はこれで、28人もどんぐり先生がトルコに誕生したよ!

現在働いている学校は、来年度も継続する予定。

さて、夏休みにつき、ブログは9月までお休みします。

いつもご訪問くださるみなさん、良い夏をお過ごしください。

アンカラママ

板書のお手本 幼稚部-1年生用

「遠い遠い日本に、猫島と呼ばれる島があります。ここにはネコしか住んでいません。」
ヤシの木がある大きな島に、ネコ24匹を描く。

こどもら「うわーネコばっかり」「あのネコ みみつぶれとるよ」「もちっと かわいくかいてよ」「ミャー」「ミャーオー」

「ネコたちは、海の魚を取って暮らしてました。ところが、ある日、大きな地震がありました。もうすぐ島は沈んでしまいます」
ヤシの木が倒れる絵を描く。
こどもら「たいへんだ」「ミャー」「どうする」「ネコのみみをなおしてやってくれ」

「すぐに、救援隊のボートが到着しました。3艘のボートに、同じ数だけ乗らなければなりません」
こどもら「早くのれ」「4ひきずつ」「ミャー」←BGMノリすぎ

4匹ずつ○で囲んで、各ボートに矢印でつなぐ。
「ありゃ・・まだこんなに残っています」
こどもら「2ひきずつ」「ミャー」「4ひきずつだ!それでぜんぶのれる」「8が3つで24だ」
2匹ずつ○で囲んで、各ボートにつなぎ、残りのネコも同様にする。

「やっと、ぜんぶボートに乗れました。そのとき、大きな波が来て、島は沈んでしまいました。」
こどもら「まにあってよかった!」「ミャーミャー」

じいさん先生、どんぐり問題を作る

昨日、1年生の教室でどんぐりをしていたら、B先生の机の上に妙なA4紙があった。

紙の上部に、問題を印刷した紙が貼ってあり、下に絵が描いてある。

問題「木にりんごの実が15個なっています。Aは1個取りました。Bは2個取りました。Cは4個取りました。DとEは、残りのりんごを同じ数だけ取りました。DとEは、何個ずつ取りましたか」

B先生、何をやっていらっしゃるんでしょうか・・・

これ、先週アンカラママがやった、どんぐりの「年長さん問題 みのむし小学校」ですね・・

うーん、目的がわからない・・

次の1年クラス。担任のD先生が算数の授業をやっているのが、廊下にも聞こえてくる。今度は大判算数ノート上部に問題を貼って、絵で解かせようとしているらしい。しかし、先生が絵を美しく描かせようとして、最初の1行目で時間かかりすぎ。

トルコでも、1年生に問題を解かせるため、絵を描かせることはあるが、通常はノートの3-4行を使って、ごく簡単な絵図になる。
1ページというのは初めてみる。

子供の絵に、ひたすらダメだしをするD先生。
どんぐりの問題を、間違った使用方法で使われているアンカラママは複雑。

子供に問題を書かせないで、紙を用意しただけマシか・・・
絵をとりあえず描かせようとしているだけマシか・・
それにしても、一言の相談もない。どんぐりの問題はいいが、アンカラママの「指導しない」やり方が不満なので、自分たちは指導してみよう、という試みなのだろうか。

翌日。

またもや、どんぐりパクリ問題を発見。今度は池で釣りをする設定になっている。
70歳近いじいさん先生に聞いてみる。「A先生、これはいったいどういう・・」

先生は頭を掻きながら「いやあ、これさ、PYPにぴったりだと思って」
PYPというのは、日本の文科省も日本の教育現場に導入しようとガンバッテいる、今話題の、国際バカロレア教育の小学校版。うちの学校では、来年度9月から導入をすることになっている。(なんかいろいろハードルがあって、クリアすれば、らしい)

「PYPでは、理解する-実行する-振り返る のサイクルになっているんだよ。文を読んで、絵を描いて実行し、そこから解決法を探る。うん、まさにこれだ。それで、壁に貼ってあるどんぐり問題を参考にして、自分でいくつか問題作ってみて、1年の先生全員に配ったんだ。」

どんぐり本来の目的とは違うが・・・・先生のは「できる」が目的になっているので。

授業でするのは、ヒントと誘導が多すぎて、どうしても効果が薄くなるが、宿題として出してくれるのはいいかもしれない。
じいさん先生は、宿題にしたという。
「まあ、親が教えとるかもしれんがな。最近は親子の会話も減っとるから、いっしょにお絵描きして問題やるのもいいかもしれんな」

じいさん先生、先日、手術をしたばかりの目をこすって、別の宿題プリントを見せる。教育サイトで、どこかの先生が作った算数ワークプリントを宿題にしたのを、チェックしている。

「どれも全問正解なのは、おかしいんじゃよ。ふつうは2-3問、間違えても良さそうなものなのに」
「先生、そりゃ、親が手伝ってるのに決まってるでしょ。問題が多すぎるんですよ。私も自分の子供の宿題、いつも手伝ってましたがね。5問をすぎると、いらいらしてきましてね。やり方も乱暴になるし、数字あわせするだけですから、逆効果ですよ。一日2問もあれば十分ですよ」
「ここから、2問切り取って、ノートに貼ってやらせよう」
「先生、それがいいですよ!大体、親がやったものを、先生が必死こいて採点するなんて、誰のためにもならないようなことは、サッサとやめたほうがいいです。少ない量を、丁寧に、自力でやらせるのが一番です。」

採点にウンザリしていたじいさん先生、ウンウンと頷く。

習ってないからできない!・・アレ?

どんぐり1年目の、2年生が取り組んだ、1MXバッタのサイダー問題。

(2014年の記事より)***************
105円のサイダーを買うのに、81円しかない。差額を3人のお母さんから均等にもらう問題。

2年生は答えが二桁までの足し算と引き算しか習っていない。

今回は、105-81 の計算を、自分で工夫してださなければならない。
******************************
一人の男の子が大声で言った。「この計算、100入ってるからできないよ!ならってないもん」
アンカラママが「そうかな?自分でやりかたを考えてみたら、できるかもよ」
男の子「できない!できない!ぜったいできない!」

ところが、周りのこどもたちが、みんないっしょうけんめい考え出している。

何人かは、筆算を書いてみて、じっと見ている。5-1は、4だ。これはわかる。つぎは、10-8・・?
もしかして、2 でいいのかな?

「せんせい!きて!」すぐに、何人もの手があがる。「ねえ、ねえ、これでいいの?」

幾人かは、マルをいくつも描いて、81からいくつ数えれば105になるか調べている。わかった!24だ!

最初から、105と81を、お金で描いた子供は、目で見てやり方を思いつく。

みんなが、「わかった!かんたん」と言うので、できないと言い張った子供も、口をへの字に曲げて、筆算を書いてみる。

あれ、ほんとうにできた・・

この、自分で工夫して解く経験。この感じ。これが、今後、この子達の人生に、どれだけ影響することか・・

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プロフィール

アンカラママ

Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

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