大人どんぐりの効果

どんぐりを知って約8年。

先日、書道をやってみたらやたらうまくなってた、と書いたのだが、実はほかにもいろいろある。

1 運転がうまくなった

アンカラママは、子供のころは体が弱く、体育も下手、特に球技が苦手で、空間認知能力が人より低い。

大学の終わりにオートマ免許を取ったはいいが、地図は読めないし、車庫入れはぶつけまくり、家の前の電柱にもサイドを擦りまくり、いつもおぼろげな感覚で運転していた。

ところが、どんぐりをやって5年目くらいから、なんとなく空間の感覚がつかめるようになり、車庫入れも、きわどいものでなければ、うまくはないが、できるようになった。運転していて、余裕ができた。 トルコでは運転していないので、日本に里帰りした際だけ運転している。なので、年季で運転がうまくなるケースではありえない。

2 ロゴの隠し文字に気づくようになった

今まで特に意識してみることのなかったいろんなブランドのロゴの隠し文字に、ときどき気づくようになった。どうして今まで気づかなかったのか、子供たちに「え、今頃気づいたの?」と逆に驚かれる。

3 学力アップ

中2で数学の苦手意識ができてから、下降一方だった。大学受験は文系3科目に絞って勉強したものだった。数学には一生かかわりたくなかった。公務員試験など最初からあきらめていた。

数年前、ためしに地元の市役所の契約職員の試験を受けてみた。一次試験は、一般教養のペーパーテストである。会場は、ざっと数えて500人の人が受けに来てたが、リクルートスーツを着た人、中年の男性、直前まで時事問題の問題集を開いている人など、皆真剣そうだった。

何の準備もせず、普段は海外にいるアンカラママは、3番の成績だったと通知が来た。一次試験をパスしたのは、12人だけ、ということだった。中学程度の、数学の文章題が、面白いように解けたのがうれしかった。式を立てず、絵図で解いたのだった。

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小さな田舎の小学校のどんぐりマジック

1年前に、生徒数68人の、トルコの田舎の小学校の校長先生から、どんぐり導入の申し込みが来ました。
http://ankm.blog96.fc2.com/blog-entry-466.html#cm
先生は計5人の学校です。

校長先生から、うれしいお便りがとどきました。
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昨年どんぐり問題をお送りいただきました。子供たちそして私から、どれほど感謝しても、し足りないほどです。この1年の子供たちの変化を見て、とても幸せです。あなたのおかげで、子供たちは考えることを学びました。算数だけでなく、他の科目でも、理解力が200%アップしました。何度もあなたのブログを読みました。日本のhttp://allysdiary.blog.fc2.com/ のサイトも参考にさせていただきました。(アンカラママより 感謝です)小学2年の息子とも、週2回どんぐりをしています。そのことでも改めて御礼を申し上げます。このたび2MXと3MX問題をお送りいただきたく存じます。あと、三角視算表の実践について、アドバイスをお願いいたします。
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作品も送ってくださいました。
お絵かき帳が買えない貧しい環境なのに、学力は都会の私学に劣らないどころか、凌駕しているのです。

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トルコブログ 改造中

「・・困った・・」の記事で書いた教育業者に警告メールを送ったが、なしのつぶて。

上の子「だいたいなあ、お母さんのこのブログがへぼすぎるねん!ぜんぜんプロらしくないんや。だから、足元見られるんや。オレがちょっと改造してやる」

アンカラママ「でも、あんた、1ヶ月先に高校入試があるやろう・・入試が終わったら頼むでえ」

上の子「この間、作ってあげたFACEBOOKはどうした?何やこのページは・・何にもしてへんやんか」

たまーに、教育掲示板のママさんの書き込みで、トルコブログが紹介されることがあるが、「サイトみたけど、わかりにくくて、何から始めたらいいのかわからない」という、どこかで見たようなコメントが書かれている。

先日の先生専用サイトの書き込みでは、「文章題を解くのに、どんぐりをお勧めします。ネットで検索したら、3つほどサイトがヒットしますよ」と書かれていた。

下の子「それって、お母さんのやつと、この○○←教育業者と、お母さんの学校のやつやろう」
アンカラママ「そ、そうやと思う」
下の子「○○のほうがプロらしいから、お母さんのブログ負けてるやないか」

今週は、教育省から役人が学校に来ていて、政府のカリキュラムどおりに授業をやっているかチェックがあるので、アンカラママは授業ができず、学校にも行けない。

朝から家にいるので、トルコブログの改造をやっている。




どんぐりの添削するには?

今回、どんぐり添削講座を開きたいと思います。トルコ人向けです。

そこで、糸山先生からご助言がありました。

Faxで送ってもらうか、写真を撮ってメール添付が楽ですよ。タブレット非常に不便ですし、第一画面が小さい。A2-A3位の大きさが必要です。
添削ー返信はPCが楽かな。


Faxはトルコの家庭にはないので、スマホで撮って送付です。
PCで、添削はどうやってすればいいのでしょう。
毎回ペイントに落としてマウスで添削?
それとも、毎回プリントして、手書きで添削したものを、写真撮ってメール返信?

ご多忙のところ恐縮です、ご存知のかた、ご助言をよろしくお願いいたします。

アンカラママ



・・困った・・

最近、ネットで偶然、個人指導・知能開発センターみたいなところが、そろあんなどの講座の中に、「どんぐり講座」とWEBで宣伝しているのを見つけた。

アンカラママには何のコンタクトもない。

うちの学校のサイトの、どんぐりの説明を、一部コピペしたらしい。

驚くことに、学校にどんぐりの先生を派遣すると書いてある。

いくらなんでも、これは許すわけにはいかない。

夫「きみもここで働かせてもらえば。」いや、そういう問題じゃない。

間違ったやり方で、どんぐり問題を使われたら、困るのだ。

しかし、いったい誰がやっているのだろう。うちの学校を過去に辞めた先生かもしれない。それなら、アンカラママの授業も、子供たちの作品も、見たことがあるだろう。

もしくは、アンカラママの生徒のどんぐり帳を、手に入れた人かもしれない。学校の父兄かもしれない。

うちの子ら、体験に行って、スパイしてくる、と言う。

「ここの説明では、どんぐりは幼稚園から3年生までが適齢です、て書いてあるよ。あんたら無理じゃん」
「ボク、さんねんせいでーす!て言えばいいよ。無理か」

そこで、夫に、一保護者として電話してもらい、探りをいれてもらうことにした。 

センターの代表者が電話に出た。

まずはどんぐりのことを、電話で説明しているが、担当の先生になると、口をにごす。

夫「先生は日本人ですか」
代表者「トルコで日本人の先生を望むのは無理ですね」
夫「先生はどこでどんぐりの教育を受けられたのですか。ITOYAMA先生からですか」
代表者「大学の教育学部で、どんぐりを習いました。どの大学でもありますよ」

おお、そうなったらどんなにいいことか・・・いや、絶句である。

夫「生徒は来ていますか。講座は開講しているのですか」
代表者「体験には来ていますが、講座を開くほど生徒は集まっていません。1回で急にできるようになるわけがないのに、保護者の期待が大きすぎるんです」

これは、本当に笑い事ではない。たとえば、うちの学校の保護者でさえ、学校以外で、どんぐりを習えるところはないか、とアンカラママに聞いてくる人がいる。

夫「教材は何ですか。日本の教材ですか」
代表者「教材はこちらで用意します。どんぐり問題といって、大体5パターンしかないんですけど、その5パターンが解けるようになれば、他の問題もほとんど解けるようになります」

詳しくは、子供を連れて体験に来い、そのとき説明する、という。

いやはや・・・・・・・・・・・・・・・・

いったいどうすれば・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寛大な心で、アンカラママが出向いて、相手の過ちを質し、その、先生とやらに指導するべきか。

実際問題、日本どんぐり算数をグーグルで検索すると、そこがヒットしてしまい、現に何人かが体験に行ってるのだ。

おまけに、トルコの金持ち向けの雑誌に、広告を出していて、どんぐりの名前も出ている。

とりあえず、トルコブログに、教育機関が、どんぐりを使うときは、メールで知らせること、お試し問題以外のどんぐりを使うときは、購入すること、できたらアンカラママの指導を受けること、などの注意事項をアップした。

ちなみに、トルコ語版を、購入したのは、トルコブログを開設してから、たったの2名である。

しかし、それから、そのサイトには何の変化もない。
この人たち、そもそもトルコブログを知らないようなのだ。糸山先生のことを出しても、何の反応もなかったし・・・

トルコブログを開設して、約6年。
今までコンタクトしてきた先生たちは、それで金儲けしよう、とかの人たちじゃなかったと思う。
翻訳を一部手伝ってくれた先生たちとは、問題を無料でシェアした。
ときどき、1日だけのイベントでどんぐりワークをやった、などの報告を、ネットで発見することもあった。こういうのはアンカラママがしらないところで、たくさんあったかもしれない。

しかし、今回のケースは・・・・

胸熱!!のどんぐり

トルコ東部、僻地の寒村の学校。

先生は、学校の写真は送ってくれなかったけど、こんな感じ。

下記は村の学校の支援を訴えるキャンペーン。

http://www.yakuter.com/umudum-blog-yardim-kampanyasi/

まあ、ここまで貧しくないかもしれんけど、4月の下旬にはみんな学校に来なくなるって言ってたから、かなり厳しいのだろう。


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うさぎのお弁当屋さん問題0mx26 の先生のお手本。
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問題 アイシェさんのお店で、セーターを3枚、シャツを4枚買ったら合計355リラでした。セーター1枚が65リラとすると、シャツの値段はいくらでしょう。

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同上の問題。数学を楽しんでみる
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同上。
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これはうさぎの冷蔵庫問題0mx47。

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同上。

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先生の板書 6年生の授業、方程式。

トルコ東部の僻地の学校より

トルコ東部。主としてクルド語圏となるが、義務教育はトルコ語で行われている。

西部との経済格差は大きく、農村では子供も労働力であり、春になると農繁期のため学校に来なくなる。

公立学校は設備も乏しく、文房具も満足に持っていない子供たち。

先生は中央政府より派遣されるが、民族感情が対立している地域では、治安上の不安もある。そんな中でも、使命感に燃え、奮闘されている先生方がいる。

アンカラの大学を卒業され、東部の寒村の学校で勤務されている若い女性の数学の先生より電話があった。

「ここは、都市部よりもずっと学力が低いんです。6年生の数学の授業で、今まで、てんびんで説明したり、どんなにやってみても方程式を理解させることができなかったのが、どんぐりを、手探りで試してみたところ、みんなできるようになったんです。テストでも、子供たちが一生懸命絵を描いて解こうとした形跡がありました。5年の授業では、数のしくみの項目で使いました。すばらしい授業ができました。近いうちに写真を送りますから、どうか見てあげてください。・・・」

おなじみトルコ大量宿題

おなじみトルコ大量宿題の話題。

小4下の子の週末の宿題は、国語の言葉調べと算数問題集。

算数問題集は当然マシン担当となる。

その数、53ページ。

図形問題で作図が多く、三角形の種類の書き込みが何十回と出る。

マシン稼動、6時間。

途中、問題集を壁に叩き付けたい衝動に駆られる。

胃がむかつき、吐き気がしてくる。

これもトルコ語の修行よ、と何とか意義を見つける。

下の子は日本大使館の図書室で借りてきた「こち亀」を読んで笑っていた。

4年のクラスは、アンカラママも週1でどんぐりを教えているから、生徒はみな知っている。

あの子達は、今頃これをやらされているのか・・・・



6年の上の子の数学。教科書ワークの問題。

公倍数、公約数、素因数分解、素数。

「1は素数かどうか答えなさい。また、その理由を述べよ」

「100から200までに、(1の位と10の位が素数である)素数は2つしかない。その数の、100の位を除去した数同士の和はいくらか」

トルコの教科書ワークは、全国共通であるから、この問題を、イラクの国境とか、電気も、文房具もろくにないような6年生の子供たちも、見てるのだ。

それで、100から200までの素数?うーん・・ってやってるかもしれない。

素数表が、教科書にあるならともかく、載ってないし。

ネットで調べると、1の位と10の位が素数である素数は2つ以上あった。前提が間違っている糞問題である。

ところで、このような教科書の問題は、問題ごとネットで検索すると、たいていヒットする。宿題サイトで、誰かが投稿しているからだ。

この問題も、やはり6年の子供が投稿していて、親切な大人が回答していた。

回答者「これはやたら時間がかかる問題ですね。あなたは何年生ですか」「6年生です」

その子は、教科書ワークに出てる問題と付記していなかったので、回答者は知らなかったらしい。問題の前提ミスはスルーして、回答を出していた。

6年の上の子の宿題に関しては、数学の先生と話がついているので、こちらのペースでしている。

先生だって、家で親が理解させてくれるのなら、何も言うことはないのだ。


奇数と偶数のイメージ

2で割り切れず、1あまる数を奇数と言う。2で割り切れる数を偶数と言う。

では、奇数と偶数をイメージすると?

誰かが同じようなことを考えてないかな、と思って検索してみたが、言葉のイメージしかなかった。偶数は割り切れるから丸い、やさしいイメージとか、奇数は尖っているイメージとか。

そうではなくて、奇数・偶数の視覚イメージのことだ。

奇数 偶数
偶数は0から始まるわけだけど、0のイメージはない。

トルコ語で、偶数は「ペアの数」と言う。当然なのだけど、ペアの数だから、2で割り切れる。

2で割れる数を偶数と考えるのでなく、もともと同じ量が2つあるから2で割れる。奇数は、それに1をくっつけたイメージ。

(漢字の偶も、「配偶者」などで使われるように、「ペア」の意味がある)

このイメージがあると、

「偶数と奇数の和が奇数になる」ことを、文字を使って説明しなさい。

(説明)
n , m を整数とすると偶数・奇数はそれぞれ 2n , 2m + 1 と表される。
よってそれらの和は
   2n + ( 2m + 1 )
= 2n + 2m + 1
= 2( n + m ) + 1 となる。
n + m は整数なので、2(n + m )+1 は奇数である。


みたいな問題も、ははん、そういうことね、と思える。




トルコブログのコメント紹介

トルコ人のお母さんが、トルコブログにコメントを寄せてくださいました。

この素敵なサイトを見つけて、どんなに自分を幸運だと感じているか、きっとあなたにはお分かりにならないでしょう。2002年生まれの娘がいます。今まで、どんなに間違ったやりかたで勉強をさせてきたのか、振り返るたびに、胸が痛みます・・・何より、娘のために。私は、盲滅法に、大量の問題を解かせれば成功する、と信じていたんです。今、私たちの人生に、新たなページが開かれました。私たちは何ができるのか、知りたくてうずうずしています。

返信コメント
わかります、私もどんぐり倶楽部のサイトを見たとき、同様に感じました。私は子供に心からあやまりました。長い間「どうしてわからないの!この間教えたばかりなのに!」と、子供を叱り続けたのに、子供は私を許してくれました。宿題はたったの2問にしました。子供はびっくりしていました。「本当に?ヤッター」と言いました。今は一緒に、勉強しています。子供が問題をやっている間、私も他の問題を解いています。楽しみながらやっています。答が間違っていても、一生懸命考えたことを誉めてやります。子供は喜んで、抱きついてきます。とても幸せです。子供を信じています。やっと本当の母親になれた気がします。私はもう、大声を上げたりしません。まず私たち親が変わらなければならないのです。全てはそれからです。

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Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

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