みみずの部屋は長い?四角い?

0mx38 みみずの好きな長い部屋が6つあります。で始まる問題。

幼稚部から2年生まで同じ問題をしてもらう週があると、1週間で一気に100枚の作品ができる。

この問題のポイントは、「長い」が絵に描けるか、だと思うのだけど、まだ「文通りの絵を描く」が分かっていない子が多いから、自分の描きたい絵を優先してしまう。

すると、自分のイメージする部屋が長くなくて、四角い場合は、「長い」が無視、というか却下される。

特に、ごちゃごちゃ家具を入れようとすると、そうなりやすい。

日本語の場合、「みみず=長い」で、言葉の助けがあるのだが、トルコ人の子供の場合、みみずはとぐろを巻いていたりするので、これは役立たない。

どんぐりHPの添削例を見ると、8枚くらい載っていたのだが、同じパターンがほぼ全部こちらにもあるので、笑ってしまった。

自分の子供はどんな絵を描いていただろう、と、下の子のノートを出してみた。

部屋は○ みみずはI で抽象化し、4×6=24 を、樹形図で出してた・・・

この頃、掛算はおにいちゃんがやっていたので知っているのだが、九九を知らないので、自分なりに発明した計算方法が樹形図だった。自由自在に数が合成分解ができる、このやり方は、その後割り算の筆算を習うまで、下の子の主要ツールであり続け、3MXまではこれで乗り越えたのだった。

抽象図ばかり描いていたわけでなく、この前後は具象図なのだが、ときどき計算メインになってしまっていたようだ。樹形図による計算だから、思考養成になっているのだが。






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0MX60

1年生のクラスで、0mx60 おじいちゃんの車のタイヤ 問題をしていた。

1年生は字が読めないので、アンカラママが一行ずつ読んであげるのだが、最近慣れてきた子供たちがうるさく騒ぎ始め、脱走する子は出るし、現実は厳しい。

糸山先生には、「腕の見せ所と考えましょう」と励ましてもらったが、教師の経験もないアンカラママは、「寺子屋は楽やったな----」と思うこともしばしばである。

アンカラママがボードで説明しているときはいいのだが、じぶんたちのどんぐりタイムになったとたん、騒音が始まる。最初からまったくやる気のない子達もおり、自分勝手な絵を描いて、平気である。

しかし、どの先生が来てもこの調子であるから、特にアンカラママがとがめられることはない。

どのクラスにも、騒音にめげず、アンカラママの言葉を聞き取ろうと集中している子供たちがいる。

まったく数が分からない子がいると、席まで行って、指を握ってあげ、数を感じさせる。

その日も、はさみで切り紙する子、床や机に寝そべる子、およそ学校の体を成していなかった。

かえって、幼稚部のほうが、先生二人がついていてくれるので、落ち着いて授業ができ、子供たちの作品も丁寧なのである。

3人の先生のうち、A組の先生は、早くも辞職してしまった。

うちの親戚は、カナダで小学校の先生をしていたが、あまりにも子供たちが手に負えないので、辞職してしまったのだという。どの国も楽ではない。

さて、時間が過ぎ、みんなが机に作品を持ってきた。

中にあったあるのは・・・

切り紙作品である。

どんぐりの・・・



車が3台、輪郭を切り取ってあるのだった。

004.jpg

↑ 担任の先生を驚かせた一枚。この子は普段の活動に参加せず、授業を聞いているだけの子。
どんぐりは興味を示し、描いてみた。
おじいちゃんの車のタイヤを描きすぎたので、×で訂正している。

学校どんぐり専用サイト

アンカラママは、先日1年の保護者会に出て、簡単にどんぐりは説明したのだが、何せ2分ほどしか持ち時間がなかったので、(先生紹介のどんじりだったので)とても説明し切れなかった。

時間割にも現れているように、エバっているのは英語の先生方。
なんと、1年生から、週10こまもあるのだ。
トルコ語が5こま、算数5こま。

どんぐり算数 1こまである。しかも、課外扱い。

縁の下の力持ち、裏方結構。
やれることをダイナミックに淡々とやるのみ。
せっかく130人もの子供たちと縁を持てたのだ。

アンカラママの頭を悩ますのが、どうやって保護者との連携をとるかである。

今のところ、毎回面白い絵をボードいっぱいに描いてくれるアンカラママは子供たちから好かれていて、子供たちは今日見たものを家で一生懸命説明しているのだという。特に、兄弟のいる家では、違う学年でも同じ問題をやっている場合もあるので、同じ話題にできるのがうれしそうだ。

しかし、親からしてみたら、
子供はなにやらお絵かきらしいものを持って帰ってくる。
間違っているらしいのに、訂正もない・・
いったい何を習っているのか。
・・って思うよね、普通・・

先日、小さな展示ボードをもらえたので、張り切ってギャラリーを作った。ラッキーマッキーを絵で解いた見本や、どんぐり理論の紹介、子供たちの作品などを貼り付けた。しかし玄関においてもらえたのはほんの2日で、あとはバレエ教室の広告看板などに場所をとられてしまい、どんぐりギャラリーは廊下の隅に押しやられてしまった。

昨日、ギャラリーは勝手に片付けられていた。来週の国民の祭日に向けて、ボードが必要なためだという。

それなら、じゃんじゃん資料を作って配ればいいと思われるだろうが、この学校は今年開校したので資金繰り苦しく、コピーも満足にできない雰囲気なのである。トナーや紙がなかったり・・

そこで、やはりネットでサイトを立ち上げるしかない、との結論。
全員分の掲載はできないけど、毎回何人分か掲載して、解説をつけとけば、保護者もだんだん理解してくれるのではないか。

この作業にどれだけ時間を取られるかが、躊躇していた理由でもある。なんせ、日本円にしたらボランティアみたいな報酬だから。これは仕方ないのだが、今年度は学校を引き受けたせいで、個人の寺子屋を二人しか見ていない。自分の子供たちの宿題マシーンもある。

それでも、コメント書くからには、細心の注意を払って作品をみるわけで、日々新たな発見もある。

トルコブログに掲載済み以外の問題が出ている場合は、閲覧は要パスワードとした。パスワードはアンカラママの本名だから、知人、関係者は入れるしくみ。


http://ankmm.wordpress.com/





 どんぐり先生@トルコ

アンカラママ、学校のセンセになって3週間。

最初はどうなることかと思ったけど、糸山先生のアドバイスに助けられ、なんとかなりそうである。

生徒数、幼稚園から小4まで、ざっと130人。

週一こま、と言っても、40分しかない。チャイムがなって、全員が席につくまで、5分くらいかかるから、実質35分。さらに、最終時限のクラスはもともと35分しかないうえ、帰る準備が入るので、実質25分。

最初に、アンカラママの下手くそなマンガによるお手本がある。これが約10分。

アンカラママはボード全面使って絵を描きなぐっている。快感である。

今日は3回目なのだが、お手本は0mx虫歯のワニさん問題。

最後に、何本でしょう、などと聞こうものなら、興奮してボードに飛び出し、自分で数えないと気が済まない連中がいる。男の子に多い。

すると、後ろの席の子らが「見えへんやんか!席に戻ってよっ」と怒り出す。

そのあと、紙を配って違う問題を1題やってもらうのだが、アンカラママがボードに描いた絵をどうしても描きだす連中がいる。女の子に多い。

まだ問題読んでないのに、紙のど真ん中に関係ない動物が・・・

アンカラママ、糸山先生に相談した。

「私が感情こめて問題を読みすぎるのでしょうか。」

糸山先生「お気に入りの大人の真似をするのは子供の特性です」

なるほど----

でも、ありんこのりんこちゃんのお手本を見せた後、お手紙が逃げた問題してもらったら、

ありんこがそのままお手紙持って逃走してる・・・

中には、1週間後も、お手本を、背景含め完全再現して紙に描いてくれる2年生などおり、低学年の記憶力に驚かされるのだ。

omx06  太陽とかみなり問題 寺子屋

きのうはZちゃんの弟のO君(3年生)と寺子屋どんぐりをしました。

どんぐり協力者のGさんの息子です。幼稚園のときに、何度かどんぐりはしたのですが、そのあと2年間どんぐりから遠ざかっていました。0mxから再スタートです。

O君は母親のテンポが非常に早いので、自分のテンポが少々乱されている子です。私の元では、まどろみそうなほどゆっくりテンポでやります。

0MX太陽とかみなり問題をしました。

子供の頭の中が、よくわかる問題で、私の好きな問題です。

ただの掛算(比)で解いてしまうには、もったいないです。

まず、「一日で」の意味の理解。

これがないと、一日に1回地球を回る太陽と、6回回るかみなりは、動く速さが違う、という理解に結びつかない。

ある子供の頭の中では、まず太陽が、そのあとかみなりが回っています。

ある子供の頭の中では、二つの物体は、同じ速さで回っていて、かみなりは太陽が回り終えたあと、余分にまわっています。

一日で、というのは、時間ですから、ここで、子供は 

二つの違う物体、 同じ時間、 異なる距離、 異なる速さ という、全部で7種類のイメージ化が求められるのです。     

同じ時間で、違う距離を動くとき、速さが違うということを感覚としては知っていても、文章から、それを想起できるか、ということです。

太陽がゆっくり動く、というのは、感覚的に知っています。
アンカラにように、年に数えるほどしかかみなりがならない場所では、かみなりを直接見たことがない子も
多いです。
おそらく、テレビのアニメ番組などから得ているイメージでしょう。

絵の上で、指で、動きを再現してもらえば、どんなふうに考えているか、わかります。

きのうはゆっくり丁寧に絵を描いたので、この問題だけで1時間かかりました。

ノートには2枚紙を貼り足しました。

新3年生ですが、目をつぶってもらって、私が一文ずつ読みました。イメージが沸いてから、絵を描いてもらいます。

一対一でどんぐりをされているご家庭では、導入時、ぜひやってみてください。


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プロフィール

アンカラママ

Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

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