4歳児クラス(続き)

「4歳児クラス」で書いたのだが、脳が手足に指令を送って動かす、というのがはっきりわかったアンカラママは、今まで見えてなかったことがいくつか見えてきた。本で読んで理屈を知っている、というのと、自分が実感している、というのは雲泥の差で、先生含む他人に話すのに、全く違う効果が出てくる。

たとえば、こちらの1年生のアルファベットの練習方法。ノート1ページ埋める、などの宿題が出て、子供たちが苦しんでいるのだが、各行の左端に、先生が一文字ずつ見本を書いてくれるのが多い。

すると、子供たちは右にeeeeeeeeeeと書いていくのだが、右に行けばいくほど形がずれていく。
だんだんいやになって、乱雑になっている、と思っていたのだが、(もちろん、それもある)違う事実に思い当たった。

彼らは、一つ左側のeを見て書いていくのだから、先生のお手本を見るのは最初の1字だけで、それ以降は、お手本でなく、自分の字がお手本になっているのだ。

だから、お手本から遠くなって右端に近づけば近づくほど、形が変になっていくのだが、両隣の字は似ている。だって、それを見て書いているのから、脳がその形を書くように、手に指令を出しているのである。

糸山先生が、「お手本はすぐ左側にないといけない」「こんなドリルは論外」と例を出していた理由が、これでやっとわかった。IF法のほうが優れているとか、大きく書くほうが効果的、というだけでなくて、自分の字をお手本としてインプットしてしまうからなのだ。

よく、学校の宿題の漢字練習で、途中で間違えたら、そのまま下まで書いている、という指摘があったが、それも、よくわかる。




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4歳児クラス

4歳児クラス。週に15分だけ、どんぐりの見本をボードで見るのと、指で数字を確認するのみの授業だ。

その日のどんぐり問題に、「3」が出てきたので、

指で「3本」を作ってもらう。元気よく3本の指を頭の上に見せてくれる子供たち。

「じゃあ、手を後ろに回して、3を作ってくださーい」

円卓を囲んで立っている子供たちの手をチェックしていく。

親指と小指を畳んでいる普通の「3本」を作っている子が約半分。

残り半分は、アンカラママを驚かせるために、スペシャル「3本」を作ってくれる。

右手の親指プラス左手の親指、人差し指、など。

「うわっ変わった3本だね」と言うと、エヘヘと笑う。

この子達は、手を後ろに回してから、3本を作るのだ。

目で見て確認してから、手をまわすのではない。

.....この子たちは、目で見ていないのに、なぜ「3」が作れるのか。

幼稚部の先生たちは、隅で作業していて、誰も気づく人がいない。




この子たちは、頭の中で、指を見ている。


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Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

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