愛情をぶつけてくる子供たち

幼稚園の4歳児クラスで始めてどんぐりの授業をする。

子供たちは、最初、不思議そうにアンカラママを見ている。トルコでは、東洋人が珍しいのだ。

2,3人の子供たちが、両目を指で横にひっぱっている。どうして切れ長なのか、と言いたいのだ。

「アンカラママの母さんもこんな目だからよ」←まど・みちおは偉い

子供たちはすぐに納得する。「あたしのママはあたしみたいな目よお」

授業が終わると、おずおずと近づいてくる。この外人の先生には、抱きついてもいいのかな?

「今日で終わりなの?また来てくれるの?」

「また来ようか?」

「うん!また来て!」

「じゃあ、また来るね」

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いつも楽しくなる工夫を

ある日アンカラママは貧乏になりました。
ああ~おなかすいた・・なんか食べるものはないかい・・台所にいってみよう・・
ごはんは残ってないかなあ・・
ちょっと残ってるよ。ごまもあるねえ、よし、数えてみるか・・ひとおつ、ふたあつ・・・

<0MX54>ごはんと ごまの かずを かぞえてみると ごはんは ごまよりも 4つぶ おおくて、20つぶ で した。では、ごはんと ごまを あわせる と なんつぶに なるでしょう。

教室どんぐりのコツは、みんなの感情を動かし、描こうという気持ちにさせること。

掛け算導入 2年

昨年度同様、今年も三角視算表を使った掛け算に向けての準備は、絶賛進行中である。

昨年の実行例 1

前回は3-8-24のユニットをやって、今回は4-6-24のユニットをやった。

子供たちに聞いていた。「海賊の数は増えているのに、みんなで獲得したお宝の数は同じですね。どうしてかな」

すぐに何人もの手が挙がる。「4-6-24の場合は、海賊の数は増えていても、一人一人が獲得したお宝の数が少なくなったからです」

「君ならどっちに参加したい?前回、それとも今回?」
「前回です。ていうか、前回、あたし、海賊だったんですけど」

イメージばっちり。
ここまでわかってたら、担任の先生の授業で掛け算に入ってもかなり楽だろう。

幼稚園の先生に教える

今年度から、4歳児対象のプレ・どんぐりは幼稚園の先生にしてもらうことにした。

アンカラママは月に1回お手本を見せにいく。

プレ・どんぐりは、子供は先生のお手本を見るのと、指で数字を確認するだけのもの。

1時間のレクチャーのあと、3か月分のどんぐり問題を渡した。授業でボードに描くための絵を紙に順次描いてもらい、アンカラママが添削している。

幼稚園から1年生までのどんぐりの授業は、とにかく楽しくなければならない。

そのためには、先生が楽しんでいる姿を見せるのが第一。

第二のキーは、子供たちがいかに登場人物に感情移入できるか。

数字とか、計算とかは2の次となる。

例えば、

<0MX22> くまさんの おうちには はちみつのつぼが いっぱいかくしてあります。
ところが、あそんでいるあいだに そのつぼを 3こも こわしてしまいました。
こわすまえに つぼが 16こ あったとすると、
いまは こわれていないつぼは なんこあることになりますか。

イラストが得意、という若い先生の作品は、ならんだ16個のつぼのうち3つにひびを入れ、
真ん中に大きなクマさん、お空には太陽と雲。絵の隅には、木と蜂の巣が描いてある。

明らかに、全文を読んでから絵を描いているのだが、最初から細かいことを言っても、続かないかもしれないので、アンカラママもまずはOKを出して、徐々に指導するつもり。

なぜなら、彼女たちは自分の意思でなく、園長に言われてアンカラママの指導を受けているので、「私にはできません」と言われたら、元も子もないからである。

ただ、これだけでは子供たちが感情移入しにくいので、アンカラママが足りないところを描きたして返送する。

1 くまさんが遊んでいる絵がないので、つぼがどうして壊れたのか、この絵ではわからない。くまさんの足元に、転がるボールを描く。
2 くまさんは悲しいはずなのに、ぬいぐるみのように無表情なので、涙を描く。
3 つぼは壊れても整然とひびが入っているだけで、リアル感に乏しい。漏れているはちみつを描く。実際の子供たちの絵では、粉々に砕けていたり、いろんな方向に転がっていたりする。
4 つぼが壊れたら、大きな音が出たり、くまさんが叫んだり泣いたりするはず。物音を聞きつけた母親が、駆けつけてくる、などのストーリーはどう?

この問題を、小学生に見本として見せるのなら、また違った狙いが出てくるのだが、相手は4歳児なので、優先事項が違う。

学校どんぐり3年目の今こそ、子供たちから教えてもらったネタがたくさんあるので、構成もすぐにできるのだが、最初の1年目は、1問の見本を考えるのに何時間も要した。週末は昼間も夜も頭の中でストーリーを考え続けていた。

デンタ君導入!

学校どんぐり3年目にして、ついに、

1年生にデンタ君を導入することにした。

少人数の寺子屋でなく、20人近いクラスで、全員にデンタ君を伝授できるか?

なんとなく、見切り発車的なところもあるのだが、何をするにも、子供たちの反応を見ながらやると、自然とアイデアを思いつくので、とにかくやってみる。

今週から指折り算に入った。





英語の授業で耳栓をする子

英語の先生が、怒りながら職員詰め所に入ってきた。

「あの子はね、授業中に、紙を丸めた耳栓をするんですよ!どうして授業を聞かないのかって聞いたら、授業が楽しくないからだって言うんです。授業が楽しいわけがないでしょう!」

この男の子は1年生。

アンカラママの授業では、積極的に授業に参加してくれる、早熟型の子だ。

件の、英語の授業は、アンカラママも、どんぐり作品を壁貼りするときに、見たことがある。

アンカラママが「オウムメソッド」と密かに名づけている、何十回も同じフレーズを言わせて暗記させる、つまんない授業なのである。先生は年配のベテランの人。

しかも、DVDをかなりの音量で流すから、うるさくてしょうがない。

耳栓をつめたり、耳を手で押さえたり、と聞いて、アンカラママは、「脳を守るために本能的にやっている」のがわかるから、子供たちが気の毒でたまらない。

多いんです

開校当時は、宿題が少なく、ほとんど学校で終わらせます、というのが売りで、共働きや、片親家庭に支持されたうちの学校。

3年目の今、有名無実に。

普通の公立学校に比べたら少ないかもしれない。

でも、2年生の1日の宿題が、算数問題集6ページはやはり多すぎる。

隣で宿題チェックをしていた先生が、いい加減にやっている男の子の例を見せてくれたので、

「宿題を半分にして、そのかわり丁寧にやってくるように指導されたらいかがですか」と言ってみたのだが・・

まじまじと顔を見返し、このくらいの量は必要だし、たいしたこと無い、という答えだった。

多すぎるんにだってば。

多いんだよ!

つまんないんだよ、内容が!

あなた、この量の5倍の量を、毎日やってごらんなさいよ!

この子たち、家に着くの夜6時なんです。

ああ、宿題のない、もしくは少ない学校に行きたい!(私が)



小1女子

1年生の教室。

「みなさんは、サッカーカードを集めてますかあ?ワールドカップの年は、特にいっぱい買っちゃいますよネ」

とたんに反応する1年男子たち。

「いっぱい持ってる。アルバムに全部貼ってあるんだ」

アンカラママ「サッカーカードは、5枚一袋で売ってますよね。私はロナウドが好きなので、ロナウドのカードがほしいのに、開けてみたらメッシのカードばかりが出てきていつもくやしい思いをするんですけど。ロナウドはイケメンでかっこいいですね~」

メッシばかり出て来るというのは、みな経験済みなので、うなづく子供たち。

バカ全開の無駄話のようだが、これはどんぐり問題を説明するための伏線なのである。

「ところで、今日はおもちゃ屋さんに、虹色の風船を買いに行くことにしました」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

授業が終わって廊下に出るアンカラママ。

「ちょっとちょっと」と手招きする、小1女子。
声をひそめて、真顔で言う。

「あなた、ロナウドをあいしているの?」

プッ

つい、話に乗ってしまうアンカラママ。
「うん、だけど、私にはだんなさんがいるから、誰にも言わないでね」

「あなた、だんなさんと りこんして、ロナウドとけっこんしようと思っているの?」

ガーン

「あなたがロナウドをすきなこと、こうちょうせんせいに言っちゃおうかな」

アンカラママ「ダメよ~誰にも言わないで~約束よ」

うれしそうに小走りで階段を下りていく小1女子。

この子は校長に「アンカラママはロナウドが好きなんだって!」と告げ口し、

校長の「あら私もロナウドが好きよ」の言葉を聞くのだった・・・・

6mx85 アッパとガッパの仕事算

下の子小6。 

<6MX85> 
河童のガッパ君と河童のアッパ君がお皿で水撒き競争をしました。ガッパ君は、アッパ君が40 分で水撒きを終えた広さに水を撒くのに1時間かかりました。
では、同じ広さを2人が協力して水撒きをするとすると何分で水撒きができるでしょうか。

①四角を24個のマスに分ける。
②一緒に働いたときの、10分の仕事量は、アッパ6マス ガッパ4マス 合計10マス
③10分:10/24
  24分:24/24

答 24分
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プロフィール

アンカラママ

Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

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