算数雑記

うちの子らは、昨年度はインターに行ったが、お金の計算の項目を、ポンドとペンスの例で学習したため、2年生でも、小数の準備的概念が入ったようだ。

小数は一切教えたことのない2年の下の子に、日本の小4の教科書を見せて、3.5は0.1がいくつ集まった数か、などの問題をきいてみたら、全て回答できた。3.5を見たら、すぐに頭に3ポンド50ペンスがうかび、0.1は10ペンスのことだな、と見当がつく。3ポンド50ペンスは、£3・50と記載するからである。

日本だと、小数は数直線で教えるだろうから、子供たちには、あまりなじみのない存在かもしれない。

日本のお金は、普通に使うのは円だけだが、メリットは万のような大きな数字がイメージしやすいことだろう。
3万+10万などの計算でも、1万円札を考えると、小1でも難しい問題ではない。

ところが、トルコでは、身近にある一番大きなお札が、100リラ札であるから、大きな桁の数字が、小さな子供にはイメージしにくい。

ここで、トルコに5年以上前から住んでいた人なら、思わず茶々を入れたくなるだろう、「デノミの前は、100万リラとかが普通の会話に出てきたじゃない」

そう、デノミ前は、子供はお使いに行くにも、数字が理解できなくて困ったらしい。

さて、本題だが、今日、3年の上の子に珍しく計算問題をさせてみた。

23×100=
350÷10=

日本では、3年の問題。これを、機械的にやるかどうか、見てみた。

各問10秒くらいかかったので、どうやって計算したのか聞いてみると、

23×100=20×100+3×100=2300

350÷10=300÷10+50÷10=35

それと知らずに、分配法則を使って解いている。割り算の場合、何ていうのか知らんけど・・

0をつけたり取ったりするやり方は知っているが、このやり方がいいらしい。視覚的にわかるから気持ちがいいのだろう。

ここで「何でそんな面倒なことするの?早くて簡単なやり方をやったらいいのに」と言ってしまえば、それまでだが、計算を楽しんでいるのだから放っておこう。

ところで、以前寺子屋に来ていた小3のAR君は、350×40など、掛ける数にも掛けられる数にも0がつく計算の筆算で、1の位同士を合わせて、0の掛け算もやっていた。アンカラママは、何ヶ月も口を出さずに見ていた。が、ある日、0を右にまとめておいて、あとで0の数を答にくっつけるやり方を、自分で発見した。そのときの、うれしそうな顔・・何題も例題を作って自分で確かめて、悦に入っていた。

「どんぐり寺子屋は楽しいな」と思える瞬間である。
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2カウンター
プロフィール

アンカラママ

Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR