ヒントを出してぶち壊す先生。
それは幼稚部の某先生である。
何回言っても直らない。
言っても平気な顔をしている。
スルーされているようだ。
とびうおの好きな箱の問題をしていたら、
「卵が小さくて、石が書けなかったら、点てんを描きましょう」
アンカラママ「そういうのは子供が考えますから、言わないでください。」
先生「思いつかない子もいると思って」
アンカラママ「あらたに描き直しする子だっているんです。待ってあげてください」
毎度毎度のぶち壊しである。
もう、今度から外に出てもらおうか・・
今週は、先生のクラスの作品を学校ブログに上げる予定だったが、たくさんの子が卵の中に点てんを描いているので、いやになった。
となりのクラスでは、「とびうおはねえ、たまごをひゃくごこ、うんだんだよ~」とか、やりたい放題なのに・・・
アートの先生も幼稚部で授業をしているが、私たちがどんな話をしているか。
「幼稚部の先生は、やりすぎよ。先生がメインで、子供たちがアシスタントになってる。見栄えのいい作品ばかり作った結果、自分で何もできない子供が小学部に上がってくるのよ。最初の最初で、方向が間違ってる」
いかん、なんとかして、幼稚部の先生方にわかってもらう機会を作らんと・・・
資料を渡すだけではだめなのだ。
と、いろいろ頭を悩ませる日々。
ところが、
昨日、学校の玄関に、どんぐりチックな作品が大量に貼り付けてあったので、何だろう、と思って近づいてみた。
博物館に遠足で行った後、見たものを描いている、幼稚部全員の作品だった。
すごい。
何がなんだかわからない色の洪水。
紙いっぱいに。
そして、こんな一見訳がわからないものを、玄関に貼ろう!と思いついた先生の心意気がうれしい。
子供たちが描いた、具象とも抽象ともつかないものに、先生が一つ一つ説明を書き加えている。
トルコ人の子供が学校で描かされるおとなしい絵と、ぜんぜん違う。
そこには、自由に表現する喜びが、溢れているのが感じられるのだ。
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