数がわかるということ

この学校で、どんぐりを教えるとき、1年生の担任の先生に、一応聞いてみた。

「みんな、どのくらい数を知ってますか?」

先生は「全員100までは知っているのを確認した」と言われていた。

系列の幼稚部から上がってきたから、そこで算数教育やってるんだよね。

この、100まで数を知ってる、というのは、100まで数える歌を知っている、とほぼ同義。

だって、この子達、10個以上の具体物が、絵に描けなかったんだから。

2年生の最初のどんぐりで、16通のお手紙を正しく描けたのは、クラスの半数。

2年生でさえ、16がわかってなかった、っていうこと。

わかっていたら、頭にイメージが浮かぶから、描ける。

数字の実体が乖離していない子は、75でも描ける。75個の具体物を描けるし、50クルシュ硬貨と、25クルシュ硬貨を描く事もできる。

2ヶ月経ったころのどんぐりで、あっぱくんのお魚問題をしていたが、1年生に魚が21匹集まってきました、と言うと、子供たちが一斉に「ええーっ」と叫んだ。

担任の先生が、「そんな大きな数は描けるかしら」と言われた。

アンカラママは、ボードに大きく、両手両足の指、最後に舌を描いて、数字を入れていった。

それから、子供たちのほうに向き、自分の両手足を数え、最後に、ベーと舌を出した。

みんなシーンとして見ていた。

よほどインパクトがあったのだろう。

ほとんどの子供が、21匹の魚を、正確に描いて持ってきた。

まだ、読み書きができない1年生である。

子供は、好きな大人の真似をする。

アンカラママが、体を使って、数を数えていたら、子供たちも、真似する。


スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2カウンター
プロフィール

アンカラママ

Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR