5歳児クラス

年長さん問題の、校庭の落とし穴問題をする。どんぐり歴1ヶ月の5歳児クラス。

1人が落とし穴に落ちる。→全員描ける。
そのあと、5人が新たに落ちる。→1人目の子と混同し、穴の中に計5人が描かれている。
今、穴の中には女の子が3人いる。→新たに、女の子を3人描く。時間切れで、ここまで描けない子も多い。

これで、この子達の頭の中が、よくわかる。

最初の文を聞いたとき、子供たちの頭には1人が残る。
2文目で、頭に5人残る。
3文目で、頭に3人残る。

「あとから5人が」などと、接続詞をつけても、ほとんどイメージ化されないこと。

この子達に、「違うなあ」と言っても、「絶対合ってるよ。見て」といって、数えだす。

全体を見る、という視点が育っていない。

年長さんでも、この問題をらくらく解く子もいる。

保護者の中には、イメージ操作が弱いのに、数詞だけを教えて、この子は算数が得意だ、と勘違いしている人もいる。
幼稚部の保護者会で、この問題を例に説明したのだが、そのとき聞いていた先生が、そのあとの授業で実際に見て「あなたの言ったことは、全部本当だわ!信じられない」とびっくりしていた。

この、全体を見る習慣がない子は、小3でも小4でも、年長さん問題で、しっかり絵を描いて、意識化してもらうのだが、単に絵図化する、と勘違いする子が多いので、添削で相関関係をしっかり描き入れる。

さて、同じく5歳児クラスで、1ヶ月後に、森のバス問題をしてもらう。

最初に3台のバス。2台がいなくなる。新たに5台来る。今、何台のバスがあるか。

ここで、「5台!」と言おうとして、「あれ、ちょっと待てよ。この1台、入れるのかな・・?」と思う子が、たくさん出てくる。ここで初めて、自分が描いた絵を、意識して見る、という感覚を味わう。

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