三角視算表 その②

今年度の2年生の試みとして、昨年はほとんど使わなかった三角視算表を毎回授業中10~15分かけてやっている。

今年度の授業10回目。

こんな感じ。

アンカラママが、ボードにライオンのいる檻を描いた上に、黄色い画用紙で作ったお宝を24個貼る。お宝の後ろには、マグネットシートがはってあるので、ボードに貼る事ができる。

本日の海賊に選ばれた子が2人、ボードにやってきて、お宝をゲットする。海賊は希望者が多くて、なれなくて泣き出す子もいるという人気稼業である。

本日の海賊は、アンカラママ含め3人なので、3人で公平にお宝を分けなければならない。

お宝の数が少ないときは、一人ひとりに、お宝をひとつずつ配っていたのだが、数が増えるとごちゃごちゃしてわからなくなってくる。ふうむ困った。。。

子供のアイデアで、各人のお宝をボードに貼ってみる。多いところから少ないところに移動させたりして、調整。

海賊クン、24枚を3人に8まいずつ分けることに成功。

次に、海賊クンの任務として、ふたつのユニットを埋めなければならない。

ひとつは3つの数字を(その日は3-8-24)記入するユニットで、もうひとつはそれを絵で描くユニット。

クラスの子達もああだこうだと口を出し、子供たちだけでユニットを完成させる。

アンカラママは横で見物してる。

まだ担任の先生の算数の授業では掛け算に入っておらず、アンカラママの目的はかけ算割り算の準備学習なので、(イメージ操作っていう期待もある)今の時点で、何をやっているかわかっていない子が少なからずいる。特に、今年度からこの学校に転校してきた子たちは、いままで学校で受身の学習しかしていないので、ポケーとして座っている子が少なくない。見ているだけでは、学べないのだ。

流れとしては、かけ算より、割り算をやっている感覚のほうが強いだろう。もちろん、割り算はみんなまだ知らない。

先月のことだが、2年のクラスから、一人の転出生があった。その子の母親は、学校の不満を、いろいろネット掲示板に書き込んでいたらしいのだが、その中のひとつに、

「この学校は、いまだに掛け算もやっていない。遅れている」というものだったらしい。

担任の先生はびっくりした。「あの、アンカラママが学年の最初からやってくれてますよ。掛け算っていう言葉を使っていないだけで」

他の学校では、「進んでいることはいいことだ」という理屈で、2年の初めから、九九表の暗記に入っている先生がいるのだろう。

アンカラママは九九表を暗記する前に、自力で意味を思い起こし、3つの数字を穴埋めできる力を育てようとしている。

日本の九九みたいな覚え方がないから、こっちの子は大半が2年生のうちは暗記できないんだし。

どんぐり問題でもやってるから、mustじゃないんだけどね。




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