私の作品はどうして貼られないの?

2年A組。

担任の先生が協力的で、毎回授業に入ってくださるクラスである。

ところが、今年は窓が多い教室に移動したため、どんぐりの作品を貼るボードのスペースがない。

保護者受けする、見栄えがする展示物でボードを埋める学校の方針もある。今年から、廊下に貼るのは禁止になった。

先生「本当にごめんなさい。本棚の横に貼ってくれる?」

そこは、8枚ほどしか貼れない。クラスは20人いる。

しかたない。交代で、貼ればいいや。

本音を言うと、毎週全員分を貼るのは手間なのだ。

さて、8枚しか貼れない、となれば、どうしても、模範的な作品が入る。

意味が取れなかった子も、それを見てわかるように。

それから、最後までがんばった子の作品も入れてあげたい。

なるべく同じ子に偏らないように。

そうしているつもりだった。

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先日、食堂で2年A組の女の子たちと話していたこと。

ある子がアンカラママに言った。
「わたしのは、どうして壁にはってくれないの?イレムやエラのはいつもあるのに、わたしのは見当たらない」

横の子が「あんたはいつも間違ってるからでしょ」

胸を衝かれた。

そのとおりだったから。

この子は、低学力の子である。

たぶん、貼ってあげるのは、数ヶ月に1度だった。

それは、この子が、忘れてしまうほど、長い期間だったのだ。

そして、アンカラママの中でくすぶっていた思い・・答えを間違っている作品を壁に貼られて、恥ずかしいと思う子がいないかな、という・・答えは重要ではない、といつも子供たちに言っているくせに・・

そうではなかった。

壁にはる、それは、先生が認めた、気に入ったという証拠。

これからは、あなたの作品を、いつも一番目立つところに、貼ってあげるよ。

それにしても、やっぱり、全員分を貼らないとだめなんだ。


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