いたずらっ子ができて、優等生が詰まる その1

今週の2年生の問題はバッタのサイダー問題だった。105円のサイダーを買うのに、81円しかない。差額を3人のお母さんから均等にもらう問題。

トルコでは小学生の新学期は大体図形から始まるから、この時期、2年生は自然数の計算は、昨年度の1年生のときの計算までしかしていない。つまり、20までの足し算と引き算である。

今回は、105-81 の計算を、自分で工夫してださなければならない。

実は、これは学校どんぐりをする上で、初めての試みだった。昨年の2年生は、後期の終わりにこの問題をしているから、100までのくりあがり・くりさがりの筆算を学習したあとだった。

さて、今回子供たちはどんな反応を示すか・・・

アンカラママのヒントは、「お金を描いて考えるといいよ」だけ。

どんぐり2年目、A組の場合。出席者14人。

105-81 の計算を、すぐに暗算した男子は2名。難なく答に至る。一人のは、81+24=105 の式が添えてある。もうひとりは、そろあんに通う子で、81円を、40円、40円、1円に分解した絵を描いてあるだけ。

お金をひとつひとつ描いているうちに、81から105 までいくつ書き足せばいいか、のやり方を思いついた子が8人。

そのうちの半数は、答に至るが、差額を正確に描けず、3で割れない子が半数。差額25とか・・惜しいね。

夏休みに、アルファベットの読み書きをきれいさっぱり忘れてきた、と担任の先生を嘆かせたクラスの味噌っかすの子は、お金の流れを表す矢印も、よく見ればカンペキで、差額のお金を赤鉛筆で区別して描き、24÷3もちゃんと視てやっている。絵がへたくそだし小さいので地味に見えるのだが、本日の一等賞は文句なくこの子。あとで担任の先生に説明するのだが、悲しいかな先生にはこの子の絵図のすごさがわからない。

残り3人は、そろって優等生タイプの女子である。言われたことを従順にこなすのは得意なのだが、考える力が足りない。

クラスのうるさいイタズラ坊主たちが、「わかった♪簡単ジャン」と調子をこく声が聞こえてくるので、女の子たちは顔色を失ってそわそわし、周囲を盗み見して、答をうつしてまで体面を保とうとする。もちろん、アンカラママには通じない。

女の子たちは、お金を描いてみるのだが、その先が見えない。とうとう、2人が泣き出してしまう。

1年前にやった、うさぎの冷蔵庫問題と同じ理屈の問題で、普通に描けばできるのだが、数字が大きくなっただけで、何がこの子達にブレーキをかけてしまうのだろう。

毎日のしょうもない宿題は丁寧にこなしているのだろうに。宿題をどんぐりに変えれば、どんなにいいのに・・と思うのだが、

アンカラママはできることをやるだけ、なので。。ここまで。

スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2カウンター
プロフィール

アンカラママ

Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

最新記事
最新コメント
カテゴリ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ
最新トラックバック
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR