重度自閉症の11歳お子さんのお世話 3ヶ月

アンカラママ「ボランが公園で遊んでてズボンを破ったんですけど。」
お母さん「まあ、はじめてのことね。今まで服が破れたことは一度もなかったわ。小さくなった服は、全部他人に差し上げていたのよ」

アンカラママが来る前までは、公園で遊ばなかったボランくんが、今では公園が大好きに。
回転遊具を最初は恐がって、近寄ることもなかった。アンカラママが1週間くらいかけて、少しずつ触らせて、抱っこして一緒に座ったりして、ようやく乗れるようになった。
今では遊具の中で笑いながらごろごろ転がっている。
滑り台もOKに。ブランコは、お尻が入らん・・
高いところに上がるのを覚えたボランくん。家でも学校でも、いすに上って立ってみたり、机にのぼってみたり。

近所に住んでるおばあさん「ボランは、テレビの前で何時間でもおとなしく座っているような子だったんだよ。何の反応もないし、何の興味もなかった。それが、今では、ボランはまるで普通の子みたいになったよ。普通の子が3-4歳のころにやることを、今始めたんだよ。何でも触りたがるし、何でも開けたがるんだ。この間、観葉植物の植木鉢をひっくりかえしたんだよ。家族のハミガキを、全部ひねり出したり、棚の中を全部放りだしたり。これで、口がきけるようになったらねえ・・・」

ボランくんの家は、割れ物など飾り物だらけ。とても子供のいる家とは思えない。洗面台も、飾り物がどっさり置いてある。
アンカラママは、家に行くと、一通りそれらを片付けてしまう。

3ヶ月前  おもちゃに興味なし
今     「炎男」など、名前をつけた人形(の後ろにいるアンカラママ)と話をする。(簡単な はい、いいえ程度)
       車を動かす。
       ままごとを理解しはじめた。実際に、サラダなど一緒に作ったりすることで、何の模倣なのかわかりはじめた。
       かくれんぼを理解しはじめた。

3ヶ月前  勉強ばかりさせられている子だった。内容は簡単なカード-単語のマッチングレベルから進歩していない。
今     遊ぶほうにシフト
       お母さんから渡されるワークプリントは、(しょうもない知育ばかり)アンカラママがマシーンすることもあり
 
お母さん「ボランに薬を飲ませたのは、それが目的だったのよね。自分に自信をもって、行動的になるきっかけになるようにってことで。」
抗鬱剤プロザックは、もうやめてもらったが、お母さんは、ボランくんの変化を、薬の影響と思っている。

アンカラママは、どんぐりのことは話してない。
即効性を求められたり、過剰に期待されても困るのと、アンカラママが今まで軽度の自閉症の子しか見た経験がないから。

アンカラママは、おだやかに、やさしく、短く、簡単な表現で話しかける。
そもそも、そんな風にしかトルコ語を話せない。
よく、人にも言われる。子供が話しているみたいだと。

お母さんは、早口の命令口調でボランくんに話す。
ボランくんの用事で仕事場を離れていても、いつも携帯で部下に指示を出している。
ボランくんが奇声を上げると、目を吊り上げて怒る。
怒ると、ボランくんはおとなしくなる。
もっとボランくんを受容して、と言うことは、難しい。

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Author:アンカラママ
トルコ エスキシェヒル在住

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