公立小日記

小4担任の先生「ヨンジャは今日も来ていないの?彼女の家のあたりも破壊されたらしいわね。心配だわ」

ヨンジャは、浅黒で快活なロマの少女である。

彼女の家族が住んでいたスラムは、違法建築だったので、今週、アンカラ市当局に破壊された。

「シェンムズ、あなたの所は大丈夫なの?あなたのうちも破壊されるの?」
ロマのシェンムズ少年は、うつむいた。

この地域は、中流層が住む高級住宅街として開発が続く。
ところが、空き地に違法スラム街が形成されてから、公立学校から生徒が私学に流出した。
今ではクラスの生徒数は10人ほどしかいない。人口が500万近いアンカラで、異様な有様になっている。

先生も、保護者たちも、恵まれない子供たちに古着や学用品を持ってきたり、昼食を分けてあげたり、なんとか学校を続けさせようと救いの手を差し伸べている。しかし、住むところまで用意してあげることはできない。
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小4社会の授業を聞いているアンカラママ。
今週のテーマは、消費者保護と権利について。
消費者センターに、苦情を訴える方法を授業で習っている。
実際に苦情の手紙を書く練習をしている。

どうして小学校でこういう内容が入ってくるのか、というと、父兄を啓発する、という目的も大いにあると思われる。
そのほか、7年生では、数学で利子の計算方法を習うとか、日本と違うカリキュラムがある。
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