どんぐりの準備学習

どんぐり方式といえば、視考力、と思う方も多いと思うけど、アンカラママは、準備学習という考え方も好きだ。先行学習はせず、本人の気づきを促していくやり方である。

どんぐりを知った当時、我が家は日本からトルコに戻って4ヶ月だったが、毎晩2年だった上の子に九九を暗誦させ、百マスを解かせ、間違うと、子供の心を潰すような言い方をしたこともあった。

どんぐりで、自分で気づいた思考回路が、最強で、応用も効く、という考え方を知ってから、子供の力を信じ、できるだけ親が教えないようにしている。

ここが、どんぐりを実践する親にとって、難しい点の一つだろう。分からなくてつまずいている、間違って解いている子供を、放っておくのに、親に忍耐が要求されるからだ。

うちは、教えても子供が次回には忘れている→親怒る→教え方が悪いのか、教材が悪いのかと悩み、本や教材を探し回る→方式を変えても子供変らず→子供に失望→徹底反復
の、苦しいループにはまる寸前だった。

日本の子供の数学能力が高いのは、九九を憶えているから、というのはアンカラママも信じていた。海外に住む日本人ママが、掛け算に関しては子供に日本の九九でやらせている、とは良く聞く話だ。

トルコでは、九九のような便利な唱え方がないので、大人も子供も、九九を覚えていないのが少なくない。
中学生で、九九ができない生徒を見ると驚いたものだが。

さて、1年生からどんぐりで育ってきて、九九を暗記しなかった下の子は、どうか。

5の段までは覚えている。そして、9の段も、覚えている。
6から8までの段を、覚えていない。ここは、一般的にも、子供が覚えるのに苦労するところのようだ。

6の段は、□×3×2
8の段は、□×4×2
残る7の段はどうしているか。

7×5までと、7×9は、逆にすればできる。
7×6=7×3×2 
7×7は答を覚えている。
7×8=7×4×2

以前は、どんぐり文章題で、掛け算の問題が出たら、絵図に描いて数えていた。
このごろは、計算の工夫で、乗り切るようになった。

どんぐりで推奨されている三角視算表はなかなか見ない。下の子にとって、表から探すより、工夫して計算したほうが速いから、必要性を感じないらしい。 

ぱっと頭に浮かぶわけでないので、数秒かかるのだが、×2、×3、と順番に唱えていくよりかは速いし、そもそも速さは追求していないので、気にならない。

これで、筆算までしてしまう。

下の子の、掛け算のオリジナル筆算

  5  4
 ×  3 
 15 1 
 1 6 2

実際のノートでは、5と1を○で囲っている

上の子の、引き算のくりさがりの工夫

 5 5 5
ー 6 7 
     
 4  4    
  1 1
ー  6  7 
 4  8  8



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