一生ものの宝

前校の、幼稚部から小2までどんぐりをしたクラスの先生と、電話でときどき話す。

「4年生になってからも、算数はハイレベルの授業ができるわ。どんなに複雑な問題でも、みんな絵を描けるのだもの。そういう時間が、楽しいのよ。絵を描けることは、たとえようもなく素晴らしいことね。本当に、あなたと過ごした期間は、私にとっても、子供たちにとっても、珠玉のような日々だった。この間に獲得した能力は、一生ものの宝よ。今年は、算数のテストは、全部、答えだけでなく、考えた過程を書いてもらうことにするわ。彼らの能力をより磨くために、正しい方向で評価しなくてはね。」

トルコでは、問題集を含め、テストは大半が4択問題。答えさえあっていればよい、という短絡的な指導が横行している。根拠は、高校入試、大学入試で要求される、問題を解くスピードに対応するため、という理屈である。

心ある先生方は、考える過程を書くことが大切なことはわかっているが、これを子供たちに要求するのは無理だ、と考えている。

どんぐりなら、それが可能なのだ。

この、幸せな先生によると、特別に個人指導が必要な子供は、26人のクラスでたった1人なのだという。

通常、小4は、算数がわからなくなりはじめる学年として知られている。

みんな満点、1年生
・・・から始まり、

雷落ちる、4年生
お客さんだよ、5年生

と続く。お客さんとは、授業に参加しているが、全く理解していない状態を指す。
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