学校どんぐりで使う文房具

丁寧な個人指導ができる寺子屋や、家庭どんぐりの場合は、最初から色鉛筆のほうがいいが、学校どんぐりでは、最初は水性ペンを1ダース用意してもらっている。

色鉛筆を使うと、どうしても消しゴムを使いたがる子が多く、消しゴム禁止の徹底ができない。
中には、キャラクターひとつ描くのに、何度も描いては消し、で終わってしまう子がいる。
これの指導時間が、無視できないほど長くなり、集団のデメリットとなる。

1学期で消しゴムを使わない習慣ができたら、2学期は色鉛筆でいいよ、と言っている。
ただし、蛍光ペンは使わせない。字を書いたら、何を書いているのかわかりにくいのと、数年後に色が薄くなってしまうタイプがある。本人も、数回使ってみて、使いにくいのがわかるので、継続して使いたがることはない。

その他、色鉛筆を使って、デメリットがあるケース。

まず、硬い紙と硬い色鉛筆の場合、筆圧のコントロールが弱い小さな子供にとっては、ストレスになることがある。
次に、品質が悪い安物の色鉛筆、大人が使ってみて分かるのだが、使い勝手が悪い。すなわち、

塗っても、きれいに発色しない。色がとても薄い。
芯が中心に入っていないので、削り器で削っても、きれいに芯が出ない。芯がすぐに折れる。
子供たちが何度もゴミ箱に行って色鉛筆を削り、時間ロスになる。
授業開始時点で、ほとんど芯が出ていない色鉛筆を持っている子供がいる。
最近は、トルコでも品質がよい文房具も増えたが、これは輸入品でお値段もそれなりである。

水性ペンのデメリットは、子供たちがペン自体で遊んでしまうことだ。手に模様を描いたり、ペンの芯を引き抜いてみたりして、集中が妨げられる。キャップがなくなったと騒ぐ子もいる。また、水性ペンが細字でなく、太字のものだと、細かい絵が描きにくい。

幼稚部で顕著だったが、同じ年に、子供たちに水性ペンを与えたクラスと、色鉛筆を与えたクラスがあった。比較すると、水性ペンを与えたクラスのほうが全般的に大きめの絵を描く傾向があった。

クロッキー帳のように、薄く、柔らかい紙の場合、ペンを使うと、次のページに滲んでしまうから、ペンという選択肢はないだろう。また、普通は学年が進むにつれて、お絵描き要素が濃い低学年とは違い、色数も減っていき、ペンを使うことは少なくなっていく。

子供にもよる。 学年に関係なく、毎回違うものを使って楽しむ子。文房具にこだわる子はこだわるし、無頓着もいる、ペンが好きな子、色鉛筆が好きな子、いろいろである。 感性が違う。

(以上は、私の個人的な見解ですので、糸山先生のお考えとは違っている箇所もあります。)

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