雑感

大学で講座やることになったよ、と実家にメールすると、「大学の非常勤講師?になったんか、すごいね!」と返信が来た。

相手が大学生だから大学の場所を使わせてもらうだけで、講師だとか時間割に入るとかではないのだが、老親が喜んでいるのだから、敢えて訂正するまでもあるまい。

今年度、5歳児から、大学院生、社会人まで500人を超える生徒さんに教えている身としては、相手の年齢による仕事の難しさは、あまり変わらない。

5歳児にどんぐりを教えるのが簡単か、と言えば、そんなことはない。先週も、自分の子が優秀だと思って、しゃかりきになっている親御さんの子供は、どんぐり中に、正解に拘って、ヒスを起こしてお絵描き帳を床にたたきつけた。

生徒さんが新しい考えを受け入れる、試してみる柔軟性を持っているかどうかで、こちらのラクさは変わる。それは、年齢とは関係がない。

授業中に携帯を見ている学生さん。注意するのか、自分の感情を伝えるのか、出て行かせるのか、もしくは自分の授業態度を反省するのか。

子供に対しては、愛情を示し続けることで、たいてい半年後には懐いてくれる。しかし、相手が大人の場合、こちらが指導者として高潔な人格を演技するとか、そういうのは無駄なので、私は数学のセンスもないし、教えるスキルもありませんが、メソッドは伝えますので、せいぜい受け取って頂戴、一緒にいい未来を作りましょうよ、というスタンスだ。

先生に教えるのは、その後どんぐりの授業をやってもらえるのだから、もっと重要か、というと、それもない。子供だって、将来先生になるかもしれないし、親になったときには、どんぐり的子育てをやってくれるかもしれないし、影響力、という観点では、まったくの未知だ。

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