難しいケース

2年生男子で、進化が遅れている子がいる。

この子の場合、特殊なケースといえる。

両親の耳が不自由で、家では、家族3人が無言のテレビをずっと見ているらしい。

家での会話が皆無。

祖母が学校に来て、「孫は難しい環境で育っている。私にとっては、目に入れても痛くないくらい大事な孫だ。学校は特別に配慮して、この子に気をかけるべきだ。私は、できるだけ、夜、家に行くようにしているが、高校の校長だから、それも、限界がある」

もう、いい年をしているおばあちゃんが、仕事をやめて、面倒みてあげたらいいのに、と思うのだが・・。おばあちゃんは、エスキシェヒルのトップ校を歴任した、などと言い出し、聞いている方をげんなりさせた。

「私は、特別な教育を期待して、高い学費を払っている。2年間通わせたが、私の期待通りの成果は出せていない。あなたたちの頑張りが足りないのです。来年度は他の私学に転校させるかもしれませんよ。」

非難の矛先を向けられた、副教科の先生たちは、生返事をするしかない。

あとで聞くと、保護者が、周りの反対を押し切って、子供を、1年早く小学校にやっていた。幼稚部の先生が、「あのとき、はっきり反対したのよ、あとで子供が苦労するって。そら見てごらん、言うとおりになったじゃないの。校長だかなんだかしらないけどさ」

この子のクラスは、男性の先生がいつも大声を出すクラスで、シールドを貼っている子が何人かいる。この子はおとなしいので、つい見過ごされてしまう。



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